2013年01月29日

ポップアートとドライブ

ペット・ショップ・ボーイズ「Pop art」(2003年)

  新車を買ったらモーターショーなどで新型車がプレゼンされる時の演出に使われそうな曲をそのまま流してドライブするのもいいかも。高級車でもコンパクトカーでも、最近のクルマはとにかくポップイメージが前面に出てる。良くも悪くもアウディが巻き起こしたデザイン革命の影響に多かれ少なかれ巻込まれている。メルセデスもBMWもフロント周りがどんどん近未来的になっている。日本車なら日産のマーチ・キューブやスズキのスイフトのデザインがコミカルで秀逸だ。コンパクトカーとしての安さではなくデザインで勝負できてると思う。さらに今、ポップデザインで勢いに乗ってるのがホンダ。フィットもN-oneも芸術的な仕上がりです。

  最近、近所にいたインテRがフィットに変わってしまった。後部座席にチャイルドシートが付いたインテRだったので、さすがに使い勝手が悪かったのかな?なんて想像しますが・・・。しかし代わりにやってきたグレーのフィットとてもかっこいいです。さすがインテRを大事に乗っていたオーナーらしい抜群のセンスですね。RSのMT仕様だったら十分に楽しいですし。

  こういったポップなデザインのクルマでデフォルトで装備しておきたい1枚(2枚組だが・・・)がこのペットショップボーイズのベスト盤。都心を駆け抜けるのに合ったポップでクールな楽曲がたくさん入っていて楽しいです。「Heart」「Miracles」「It's a sin」「Domino dancing」「New York City boy」「Where the streets have no name (大ヒット曲のカバー)」といった必殺ナンバーが1枚目の後半に連発します。

推奨ルート・・・中央道を小淵沢まで走って「中村キースへリング美術館」に行こう。(理由:キース=ヘリングの作品に触れると現代に溢れる工業製品(クルマも)のデザインへのイメージが変わる。この音楽と近い世界感があります。近くに八ヶ岳アウトレットもあってデートにいいですよ。)



↓キース=へリングはアメリカのポップアートを代表するゲイ術家です。

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2013年01月28日

ネコバスの中で流れてる曲?

  シガーロス「アゲイティス・ビリュン」(1999年)

  「胎内の赤ちゃん」のCDジャケットの絵をそのまま音楽にしたような作品です。「ふゎ〜・・・」っとした曲なんですが、人間が音楽と識別する音程の上から下までを幅広く丁寧に使っていて職人魂すら感じますね。ベースの「どぉぉぉぉ・・・」とハイトーンファルセットの「きゅぃ〜・・・ん」が同時に襲ってくる?いや包みこんでくれます。ギターのハウジングのような音まで緻密に計算して使っていて、ジーザス&メリーチェインからレディオヘッドまで累々と転がる屍を乗り越えて、頂点へ登り詰めたバンド?と言えるかも。このシガーロスの作品を日本の旧型高級セダンの「ふゎふゎ・・・」な乗り心地と組み合わせると、まるでネコバス(@となりのトトロ)のような「胎内回帰」体験になりそう。
  
  程度のいい旧型クラウンやマークUがほしいかもってたまに思ったりします。内装もベージュ系で、シートもレザーで、シフトノブがちょっと年代を感じるので革を巻き直して、インパネにLED照明でも入れて演出すれば・・・。ゼロクラウン以降、トヨタも固めの足回りに変えてきてますね。久しぶりに実家の2002年製カローラに乗ったら乗り心地いいですね。自分の2012年製マツダよりぜんぜんゴツゴツしないです。ふゎふゎとまではいかないですけど、2002年頃までのカローラは喜ばれますよ。出来れば静かなクラウンかセルシオがいいですけど。金メッキホイールのセルシオでシガー・ロス聴いてるってなんかとてもシュールだけど理にかなってますね。

推奨ルート・・・国道299号線(埼玉県入間市〜長野県茅野市)
(理由:関東甲信越が誇るスーパー酷道!を駆け抜けよう・・・途中区間冬期閉鎖だそうです。)



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2013年01月25日

フロー状態で思考の階段を駆け上がるように・・・

UNKLE「Where did the night fall」(2010年)

  「フロー」と「サイケ」は似て非なるものだ。簡単にいうとフローは思考するための状態で、サイケは思考しないための状態といったところか。フローは極めて健全かつ建設的なもので、情報過多な現代社会を生き残り成功するための貴重な手段だ。「escapism」(現実逃避)はフローとサイケを分類していない。アルコールやタバコと並んでクルマは重要な「フロー」の道具だ。そのフロー効果を増大してくれる音楽を天才ジェームズ=ラベル(UNKLE)が作ってくれた。クルマで聴けば体が浮いていくようなまさに「フロー」な感覚がとても気持ちいい。疾走感もあり、まさに移動空間のために見事に計算された音楽だと感じます。

  それにしてもUNKLEの懐は深い。これまでの作品と重なることもなく、まったく違う音楽を作ってくる。レディオヘッドが何枚もアルバムで思考錯誤して新しい音楽の方向性として作りだすものを、たった1枚でさらりとやってのけてしまう。約4年のリリース間隔で十分に練り上げられているので「さらり」ではないのだろうけど・・・。

推奨ルート・・・夜の国道246号線。ぜひ沼津まで行こう。





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