2013年06月22日

凛として時雨「鮮やかな殺人」 in 新型アテンザ

  新型アテンザは「華やかな」デザインを国産車に持ち込んだ画期的なクルマだ。デザイン志向のマツダが満を持して、世論に問題提起した「セダンが退屈なんて誰が言った?」というコピーの意図を裏付けるに十分なダイナミックなスタイルは、少なからず日本のクルマ業界に変革の意識を芽生えさせている。このクルマの登場はマツダよりも高級なセダンを展開している、トヨタ(レクサス)、日産、ホンダの3陣営にとっては衝撃的な「事件」なはずだ。その威力は凄まじいもので、メルセデスやBMWもこのクラスでは相当なダメージを受けているほどだ。

  この「新型アテンザ」のようなインパクトで、2005年頃に日本のインディーズシーンに突然現れたのが「凛として時雨」だ。暴力的なまでのスピードと音響を振り回して、ハイセンスで叙情的な楽曲を紡ぐ天才肌のバンドで瞬く間に「カリスマ」となった。新型アテンザもこの「凛として時雨」も圧倒的な説得力を持つ完成度で、他を寄せ付けないほど「絶対的」なレベルの違いを見せつけている。

  この2つの「衝撃」を使って深夜の高速クルーズは、最高の気分だ。光のトンネルとディストーションギター&ハイトーンファルセットがシンクロする「非日常」な空間がそこにはある。アテンザというクルマの従来でのもっとも効果的な使用法は、その直進安定性とハンドリングの楽しさを十二分に体感できる、真夜中の幹線道路ドライブだと思う。スポーツカーではないので車内の遮音性・静粛性も高く、NAエンジンが静かに唸るだけなので、車内の音楽を決して干渉しない。ジェントルな音楽でも十分に楽しめる静かな空間なのだけど、そこに「凛として時雨」を大きめのボリュームで満たすと、もうそこは外界とは分離された世界だ。バックミラーに赤色灯が写ろうが、そんなことはおかまいなしにアクセルを踏み込む・・・。

  法定+20km/hの世界でも、この「凛として時雨」があれば十分に楽しむことができる。東京湾アクアラインのような直線道路だとスピードが出てしまうから、もっと適度に曲がっている第三京浜などのほうが無難に楽しめる。私の「ホームコース」である埼玉県部分の国道299号は追い越しが基本出来ない。よって深夜時間帯にちょくちょく楽しんでいる。時たま前を走るクルマに引っかかるが、大抵はすぐに譲ってくれる・・・。

  ドライブ用トランス(initial Dオムニバス etc…)なども何枚も持っているが、やはり「凛として時雨」の叙情的な音のほうが「日本」を走るには合っている。他にも似たような「効用」を持つバンドもいるが、それは今後追々紹介していきたいと思う。

↓初期作品だけあって「鮮やかな殺人」ほか名曲ぞろいです。編集なしでクルマに持ち込める名盤。





posted by ひろべ〜 at 06:53| Comment(0) | 凛として時雨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。